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2012'12.02 (Sun)

うたつかい2012年10月号好きな歌

ツイッターに書ききれそうになかったので今回はブログ記事にしてみたー。
ひとことずつコメントつけてゆきます。
あ、敬称略れす。しかもツイッターアカウントも略。不親切設計ですみません。




【More・・・】

<自由詠>

消えるのはこわくないけどその後の干渉できない穴がこわいの (生田亜々子)
もう会わなくなった人の中での自分の存在感、ないしは不在感。
確かめる術がないとしても、怖れる気持ちは私も強いです。

元気だよって聞かれたときは元気だよって笑って何も始まらせない (赤井悠利)
感想タグで述べました。

ためらわず送信されるメールより手紙はゆっくり後悔できる (渡辺なおみ)
2首目も好きでした、というか全部好きでした。
手紙というのはむずかしいモチーフでしょうが…。

できるだけ自分を消して生きてたい 自分らしくだなんて、とっても (鹿ケ谷街庵)
タグで述べましたね。
「~だなんて、とっても」という言い回しが願望の謙虚さにとても合ってる気がします。

空欄に予定を入れる正解を知らないクロスワードのように (伊藤明)
如何せんめいさんファンで5首とも好きです。
うた感でちょっと読みが割れたのですが、入るかわからない(けど入ってほしい)予定を先に書き込んでいるのかな、と私は読みました。
5首目もいいですね。涙って綺麗なものに例えてしまいがちだけど実は色々と混濁していると思うので。

恐るべき一生だねと恐る恐る蝉の身体をひつくり返す (冬野凪)
これが大好きすぎてうた感で力説したことから前回の蝉連作を真冬にあげたのでした。
岡野大嗣さんの名作<ベランダの蝉に触れたら思い出し笑いのように鳴いてから死ぬ>と共に心の蝉短歌殿堂入りです。
冬野さんは部分的に古典的文法というか、多いですね?色々とお話聞いてみたいです。

もらわれて別れ別れになったって子猫は猫に子犬は犬に (むぎたうろす)
いつかは道が分かれる。そしてそれぞれの道を歩く。
ひとつの事実をポジティブにとるかネガティブにとるか。
でもたぶん、どちらでもないのででょう。大好きです。

またお会いしましょう 棚の裏側でビンのキャップが見つかるように (虫武一俊)
むしたけさんはずるい。以上です。

卓球部を引退してから少しずつイケメンになってしまったおとうと (瀧音幸司)
通してぜんぶ好きなのですが、特にこの歌のリアル感とおとうとくんとのびみょうな距離感がすごく好きです。

愛し合うために生まれてきた人は愛し合ったら死んでください (六条くるる)
何のために生まれてきたとか人生はそんな単純なことじゃないだろ!というくるるさんの教え。

お互いの足音だけを聴く道で戻ろうかってまだ聞かないで (さとうはな)
はなさんの短歌には、素朴で綺麗な言葉で読む者を惹きつける力がある気がする。
まねはできなくて憧れる世界。
なんとなく、何の保証もない恋愛、片思いの人とかと歩いているんだろうなあと思った。

処女地とは荒れ地のことだ踏み入れる靴のさきから世界を崩す (紗都子)
かっこよすぎてぞくぞくする。紗都子さんの歌って口に出して読みたくなりますかっこよくて。
テーマ詠もまったく同じコメント。すごく素敵。



<テーマ詠>

キャベツの芯食べながら待つ 雨の音聞きながら待つ ごはんがあるよ (壬生キヨム)
待つという状況にどっぷりと浸かっていて、それが恒常化している。しみじみと待っているきぶん。

おれはまだ忘れようとして走ってるきみはカレーでも食ってるんだろ (瀧音幸司)
たきおとさんもずるい。以上です。

食べ物で体は出来る昨日から君の体の一部は私 (なるなる)
こう言い切られるときもちいい。

かなしみを秘匿しているインクからざりざりとレシピがこぼれでる (藤崎しづく)
料理をよくする人なのでしょうか。
かなしみを何かのかたちにするというのはよくあることで、もちろん短歌になる場合もあるのですが、
きっとこの人はペンを走らせるとレシピが生まれるのですね。
ざりざりというおろし金みたいな音も痛みがある感じでいいなあと。
ああしづくさんの手がき短歌もすごく好きだった。

前向きな言葉の代わり物言わぬ鯛焼き渡す下向く人に (ユキノ進)
下を向いている人を無理に前に向かせるのではなく、その目線の先にそっと差し出すたいやき。
すごくほかほかなんでしょうね。

ちぎるちぎるちぎるちぎって告げるべき言葉とともに飲みこむ葡萄 (田中ましろ)
告げたい、と告げるべき、の微妙なニュアンス。
まるごと飲むかのようなつっかえを喉に感じます。

アジフライらぶ!って言った勢いであなたにらぶ!って噛みつきたいの (リオ)
この歌自体にすごい勢いが。かわいいー。らぶ!ががぶ!って噛みつき音みたい。




・・・ちからつきました。
ただでさえ本当にしぼってかいてるのですがね!
うた感で一緒した倉野いち・浪江まき子チームにはちょくせつつたえましたしね!
今回は
とりあえず自由詠とテーマ詠で、とりあえず・・・ぱたり。

読んで下さった方がいたら、、ありがとう。
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