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2012'11.01 (Thu)

さかのぼり反省会:浴衣歌会編

前回、空き時間歌会の反省やったのがめんどうだったけどたのしかったので(正直)
夏ごろの浴衣歌会の詠草を挙げてもう一度。
(同じ倉野いちさん主催の歌会がまた来月あるそうなので!
みんな来るといいよ!)

浴衣歌会には「恋歌であること」という縛りがありました。
私の詠んだ歌が
方舟にヒトのつがいを乗せるならきみとわたしでそれ以外ない

以下実際いただいた感想と、どういうつもりでどう詠んだかって話なんかをさくっとまとめておきます。


【More・・・】

掘り出した感想を短くまとめると

◆利己的なのか、情熱的なのか
◆実験サンプル的な感じで怖い
◆なんか女性的。
◆引力がある。勢いがある。
◆かなり自己中

といったところだったかと思います。



「つがい」という言葉で思いだす短歌と言えば雪舟えまさんの

ふたりだと職務質問されないね危険なつがいかもしれないのに

という歌があります。好きすぎて日に一度は思いだしているのではないでしょうか。
この「つがい」という言葉に恋人や夫婦とも違う「一組の雌雄」という甘くも恐ろしい響きがあって、
なかなか使えない言葉だなあと思っていました。

ところで私は電車がトンネルや地下に入るとよく世界滅亡について考えます。
(なんでかわかりません。閉鎖的だから?)
ノアの方舟には種の保存のために各動物生物の雌雄一組ずつだけが乗せられる。
もしそこにヒトのつがいをこの世界から選んで乗せるなら、もし叶うなら、好きな人と私であってほしい。
そんな歌です。

実はこれは片思いの歌です。
少なくとも、同じ重さの愛情で釣り合うふたりではない。

例えば愛し合っていて世界が二人を中心に回っている恋人たちなら、世界に二人だけになる必要はそれほどないからです。
方舟の夢想なんて不健康ですし、世界が終わるなら二人で死ぬ結末の方が思い浮かぶ。
でもそれが叶わないような恋です。
懲りずに引用するなら「あした世界が終わる日に一緒に過ごす人」であってほしいけど、そうではない相手がいるという感じ。
ふたりで生き残ることより、ふたりしかいない世界になることが主眼の歌でした。

それなのにかなり強い言い切りをしているのは、あまりに壮大で大胆なシチュエーションなので、突き抜けた方がいいかなあと思ったのでした。
願望として書くとあまりに切実すぎてなんか気持ち悪かったので…。
根底にあるのは重度の強がりで、「それ以外ない」というのは、考えられない考えたくない…ということと同じ。



感想と照らし合わせるとその強がる部分がうまく強がりすぎていて、強く見えているのだなあと思います。
それはそれで悪くないのですが、

第一案は
方舟にヒトのつがいを乗せるならきみとわたしでありますように

でした。
おいのりとして適度にパワーが落ちて、これくらいの方がよかったのかもしれません。
やっぱりこっちの方がこわい感じしますけれど。

方舟にヒトのつがいを乗せるならきみとわたしでなくっちゃこまる
とかも。

細かい推敲としては、
方舟にヒトのつがいを乗せるならきみとわたしでそれ以外 ない
と一字空けするかも大いに悩んだところで、
いただいた感想を踏まえると、実はこれがよかったかなと思ってます。
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