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2013'02.11 (Mon)

第三回(2013・バレンタイン)倉野歌会 全首評+α

2/10に第三回倉野歌会に参加させていただきましたー。
倉野流らしいイベント性がたのしいバレンタイン歌会。
投票が!チョコです!すてきだー。
好きな気持ちをかたちであらわせるってところがいいですね。
3月は雛あられ8月はアイスなどでやりたいほどです(※無理)

とにかく今回も大変楽しい歌会でした!
主催者の倉野いちさん、参加者のみなさま、傍観者のみなさま、ありがとうございました(*´∀`*)!!
以下簡単ですが、自分のことは棚にあげて(ぽ~~~い)全首評をしてみました。
基本的に詠草参加のかたのものがボリューム多いと思います。




【More・・・】

【1】小さい顔がジョッキに隠れもう一度出てきたときのその顔が好き (田中ましろさん)
描写としてするっと入ってきますしさわやかで好感が持てました。
初句も5音とかのほうが好きかな~と思いますが。
「もう一度」はなくても、あるいは何かに変えても通じそうなので…
いまみたら、ノートに、『のろけ』と書いてあります。笑
だって、ビールを飲みほした後は概ねみんないい顔をしてるもん。
それを「あなたのその顔が好き♪」なんて挙げているところも、確信犯的なよきのろけ。

【2】試合中パスを回さずキャプテンは由香を好き避けしてるらしいよ (河野麻沙希さん)
好き避け、いいですね。私もやってしまいます(聞いてない
廊下や部室どころか、大事な試合中でもパスを回せないほどの重症の好き避け。
伝聞で噂として描かれているのも好きです。
女性同士なんだろうなー。河野さんに聞くの忘れてしまいましたが。
一票いれました。

【3】女ゆえ粗悪 悪戯 善悪の彼岸 悪食 きみと子をなす (さとうまめさん)
・「好」を「女」と「子」に分解して上下に配置する
・「好悪」を対比する
どちらも面白いと思いますが、詰めこまれすぎていて入ってきませんでした。
お話聞いた限りではもう一度読みたい題材。

【4】泣いているみたいで好きと二粒の頬のほくろを君は指差す (倉野いちさん)
あまーーーーい!!と叫んでしまうよー!
泣きぼくろは重大なチャームポイントです。(いちさんにもあります!笑)
ただちょっと説明が過分な気がしたかも。
「泣いているみたいなほくろ」なら場所は概ね伝わるし、「君」も入ってこなくても状況的に明らかなので。
そこで糖度がまた上がっているから、甘党向けな仕上がりです。

【5】背中でも足でも手でもくちびるでもあなたのお好きなところへどうぞ(平賀谷友里さん)
何を、なのか。
キスや性的な行為はすぐに連想できますが率直すぎて逆にかきたてられない感じがしました。
逆に実はそういった行為以外の要求だと面白いなあ、と思いましたが、それはそれで私深読みしすぎになっちゃいますね。

【7】木琴や蔓のくるんとした草や言葉を持たないものたちが好き(ユキノ進さん)
人間につかれちゃったのかな(´・ω・`)
木琴や蔓など言葉は持たないながらに有機的なものが挙がっているところにほっとします。
~~が好き、で終わると紹介に終始してしまいそうなところはむずかしいな~。

【8】好きという感情に理由など要らない必要なのは脈拍90(仲川さとしさん)
かなり字が余るのが気になります。5・8・6・7・8。
表現がすごくストレートなのもあり、見る場所によっては短歌と気づけないかもしれません。
逆説的ではありますが、鮮度はそれほど高くない。
恋愛ものの映画とかにコピーで使われていたらマッチするかも。

【9】好きだとかそういうわけじゃないけれど(ラックがあった)ビギナーになる(たたさん)
特定の趣味などアクティビティとして読むのか、相聞として読むのか読みが分かれていました。
判断材料がいずれにしても少なく、ぼかしてある感じが効くか効かないか。
私はもう少し上の句にひっかかりが欲しかったです。

【10】誰にでも「好きだ」と言えるあの人の音程抑揚言語解析 (古燈さん)
相手の方は誰に対しても本当に好きと言えてしまう人なのか、
思わせぶりな態度を知らずとってしまう人なのか。
意中の相手の真意を知りたい!というのは普遍的命題ですね。
畳み掛けるように終わってしまうより、主体なりの解析の結果があったら私もぐっと身を乗り出せたと思います。

【11】消しカスのような粉雪あのひとの厚意を好意と思いこんでいた(沼尻つた子さん)
1点いれました。
美しくみられがちな雪を消しカスと表現することのひねりにちゃんと実感が持てたのと、外の風景と内の心情が切実だなあと思って。
こと恋愛以外では、厚意と好意はほとんど変わりません。
ただ、片思いのときだけは、致命傷になりうる痛みだと思います。
結句の字余りも心にずっしりときて好きでした。

【12】好を「こんにちは」に変えながら北から東へ学生は飛ぶ(芹沢玄さん)
北京から東京へ。
飛ぶ、と言いながらも扉を開けてそっと入ってくるような素朴な感じがいいなあ。
字足らずもそこでのばすような感じで私はありでした。

【13】好天に飽きて雨天を愛おしく思えよ傘が乾いたままだ(なまにくさん)
「好天に飽きる」「雨天を愛おしく思う」は似通っていつつも異なった感情なので二重に命じられているような感じがもやっとしました。
愛は強くは要求できないものです…。
でも内容は好きでした。「飽きたら」とかだったら字が余ってても採ったかも。

【14】何回も好きじゃないって横を向くあわいリップで隙見せながら(たえなかすずさん)
下の句に感想が集中していました。年代とか。
<スキ>で重ねてるところも小悪魔っぽい感じ?
相手のことを何回も「好きじゃない」って言ってるのかな?それとも雑談の中で?
つけこんでほしい隙をちらつかせながら?
手練れ!!

【15】好きなもの 野ばら・落書き・キス・すみれ・「れ」の字みたいに伸びをする猫(神定克季さん)
本命でした。
何といっても下の句の「ああ!」っていう説得力に持って行かれた感です。
しりとりが初句の条件付けからすでにはじまっているところ、
花がふたつも入ってきてちょっと隙があるなあって感じ、
猫だけ妙に限定的なところ、も好き。

【16】ちちふさに唇ふれるときゆりの木は彼方の森で燃え上がりゆく (さとうはなさん) ※唇=くち
美しいですね。
きらきらしい場面というよりは絵としてはっとさせられる美しさです。
どなたかが「短歌などで森を燃やす人は多い」と例を挙げてくださっていて、面白かった。
人の心の中、言語表現の中では森って燃えやすいのかもしれません。
長い間自分だけで育んできたものの象徴なのかな。
官能的な場面でふと遠くのものを思う。自分の内のものを、外のものとして感じて、そこに距離をみる。
今後も心に残りそうな歌です。
ユリノキは女性同士の恋愛を暗示しているか、の点については私はそう取りたくはないなあ。
性はどちらでもいいですけれど。


…以上です。


私の短歌が
【6】てっぺんを待たずに好きと伝えたい大観覧車の花のひとひら (山田水玉)
でした。
なんと!前回に続き倉野二(倉野歌会の二位)の座をいただきました…!(同率です)
チョコレート、3ついただきまして、とてもとてもうれしかったです。

大観覧車ですから、一周数十分はかかるはずです。
会場では「序盤で告白してだめだったらどうするの?」「すごい自信あり?」などのご意見をいただきました。
(そして予想もしてました。笑)
「観覧車のてっぺんで告白する・キスする」というシチュエーション、私もフィクションなどでは見聞きしたことがありますが、とてもできそうにありません。
自信も勇気もないからこそタイミング計れないのだと思います。
残念ですね。

お隣の席にいらした神定さんが花占いを読み取ってくださった時は、隣でひとりぞくぞくしていました。
意識したのですが、わかりやすくはなかったと思うので…
結果はいちかばちか。
「はやくちぎれたい」という気持ちです。
観覧車のゴンドラがひとつひとつ花びらだったら、それぞれのシーンがあって、たぶん全然ちぎれないファミリーとかも乗ってます。

つらつら覚書きでした。
今度こそ終わりますー。

いつもいつも楽しい歌会を企画してくれるいちちゃんに、ほんとに感謝。
これからも可能な限り関わって、参加して、盛り立てていきたいなあ。
そしていつの日か倉野一を…!!笑
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